8月11日(木)テレビ東京カンブリア宮殿で特集される、劇団四季、宝塚歌劇団に次ぐ規模の、年間25万人もの観客動員を誇る劇団「わらび座」の異色の地域興しをご紹介!
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劇団「わらび座」
劇団「わらび座」は秋田県仙北市にある専用劇場わらび劇場を中心に全国で公演を行っている。
劇団四季、宝塚歌劇団に次ぐ規模で、年間25万人もの観客動員を誇る。
伝統芸能にミュージカル要素を加えた演劇は、新しい舞台芸術として高く評価されている。
劇団「わらび座」の地域興しは演劇だけにとどまらず、「あきた芸術村」(旧:たざわこ芸術村)という複合型リゾート施設をオープンし、地域密着の経営を推し進めている。
そこでの劇団以外の地域興し事業をご紹介。
田沢湖ビール
田沢湖ビールは秋田県初のオリジナル地ビール。
田沢湖ビールの「アルト」と「ケルシュ」は、3年連続で「ワールド・ビア・アワードWorld’s Best」を受賞するなど、世界的にも評価が高い。
またブルワリー(ビール醸造所)に併設されたレストランや、演劇とビールをセットで楽しめるようなホテルも運営している。
劇団は劇団、ビールはビールといった1つの事業をそれだけで完結させない素晴らしい事業展開。
ソーラン節
あきた芸術村の行うワークショップの一つ、踊り体験教室のソーラン節。
実際に劇団わらび座の演劇でミュージカルを見た後に踊りを体験できるプログラムは、とても人気が高い。
こちらも演劇を軸にして、あきた芸術村を訪れた人がさらに楽しめる施設や体験が用意されている。
森林工芸館
体を動かすことばかりでなく、自然に囲まれた手作り体験教室もある。
木工品や陶芸品、オカリナを自分の手で作り上げるという貴重な体験ができる。
地域興し成功の秘訣
劇団「わらび座」の地域興し成功の秘訣は、その地域以外の人たちをどれだけ取り込めたかという点だろう。
地域密着というとどうしても、その地域の人だけが盛り上がって終わることもしばしば。
劇団わらびの公演を中心に、外から来た人がその地域を楽しめる要素を多く用意し、外の人が中を盛り上げるという仕組みが出来ている。
あきた芸術村は、今後多くの地域興しの良いモデルになるだろう。
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